元NFL選手ティーボー メッツキャンプに合流 GMは期待の眼差し
元NFL選手で現在はメッツのマイナーに所属するティム・ティーボー外野手(30)が18日、フロリダ州ポートセントルーシーで行われているメジャーキャンプ地に合流した。

ティーボーはプロフットボールのNFLでクォーターバックとしてプレー。引退後の2016年にメジャーリーグを目指して野球への転向を決意した。メッツとマイナー契約を交わし、昨季は傘下1Aで126試合に出場して打率2割2分6厘、8本塁打、52打点。昨年に続いてメジャーのキャンプに招待選手として参加することになった。
昨年のオープン戦ではメジャーレベルの投手を相手に苦戦を強いられ、9試合出場して打率1割4分8厘(27打数4安打)。今キャンプ期間中のオープン戦では成長した姿を見せ、上のレベルヘの昇格をアピールしたいところだ。
ティーボーの野球転向に関しては、懐疑的な見方もされているが、アルダーソンGMは「彼はいつかメジャーでプレーすると思う」と期待の眼差し。「向上しようとする姿勢があり、オフには打撃コーチともに多くの時間を練習に費やしていた」と同GMは続ける。また、今季からメッツを指揮するキャラウェイ監督も「彼がキャンプに招かれたのは、メジャーのレベルでプレーできる可能性があるからだ」と同調。果たしてオールドルーキーの誕生となるだろうか。