慶大が早大に先勝 二塁・小原がファインプレーで援護

 ◇東京六大学春季リーグ戦 慶大3―1早大(2018年6月2日 神宮)

<慶大―早大>5回に背走ダイビングキャッチの好プレーを見せた小原(3)は郡司とハイタッチ

 慶大が早大を逆転で下し、先勝した。

 2点リードの5回2死一塁の場面で、二塁・小原和樹内野手(3年、盛岡三)が好プレーで沸かせた。

 早大の福岡が放った右翼と二塁の中間への飛球に、背走しながら目を切ってダイビングキャッチ。見事に捕球して無失点にしのぎ、2万8000人の観衆から大きな拍手を受けた。「投手が頑張っていたので、打球が上がった瞬間とにかくダッシュして、感覚で飛んだ。キャッチできて気持ち良かった」。

 初回には野手の失策もあったが「みんなでカバーしていこうと。それが今年のチームです」と胸を張った。