早大・小島が志願の連投で7回無失点 早慶戦連敗止めた!
◇東京六大学野球春季リーグ戦最終週第2日 早大9-0慶大(2018年6月3日 神宮)

早大の小島和哉投手(4年=浦和学院)が志願の先発で7回を無失点、早慶戦連敗を食い止めた。
1回戦は3失点完投も負け投手となった小島。試合後、高橋広監督に「あすも先発させてください」と志願。このときは「ちょっと待て。翌朝、体調をみて言ってきてくれ」と選手のことを考え連投を好まない指揮官は待ったをかけた。そしてこの日朝「肩、ひじとも大丈夫です、いけます」と報告。入学以来初の先発連投となった。
初回から2安打を許すなど毎回ピンチを招いた。慶大のバント失敗、拙攻にも助けられ7回まで毎回の9安打を浴びたが誰一人ホームには還さなかった。
「きょう負けたら昨秋と同じ5位で終わってしまう。慶応に連敗はできないですから」とこの日も123球の力投。今季4勝目、通算18勝目をマーク。主将としての意地が決定打を許さず、大勝につながった。