相手のスキをつきホームスチール成功 カブスのバエスが好走塁「うまくいった」
◇ナ・リーグ カブス2―0メッツ(2018年6月3日 ニューヨーク)

カブスのハビエル・バエス内野手(25)が3日のメッツ戦でホームスチールを決めた。
両チーム無得点で迎えた7回にカブスは無死一、三塁の好機。この場面でメッツの左腕マッツは一塁へけん制球を投じたが、この間に三塁走者のバエスが本塁へスタート。一塁・ゴンザレスは素早く本塁へ送球するも、頭から滑り込んだバエスの足が勝り、カブスが先制した。
ホームスチールを試みたのは初めてというバエス。相手のスキをつく見事な走塁を試合後にこう振り返っている。「マッツは無警戒だったね。自分は彼がけん制球を投げる時の右足がどう動くかを見ていた。右足がホームプレートに向かえば、三塁へ戻るつもりだった。右足が一塁へ向かって動いたので、スタートを切ったんだよ。うまくいったね」。