明大・市岡 4回1安打1失点 フレッシュリーグV王手
◇東京六大学フレッシュリーグ 明大3―2東大(2018年6月7日 神宮)

明大が東大を下し、優勝に王手をかけた。先発左腕・市岡奏馬投手(2年=龍谷大平安)が4回1安打1失点(自責0)、毎回の7三振を奪う力投。「最少失点で抑えられて最低限の仕事はできた。4回1安打は自信になった」と話した。龍谷大平安(京都)では16年センバツでエースとして4強入りに貢献。最速144キロの直球に加え「(大学で)変化球の精度が上がった。チェンジアップは自信ある」。今春リーグ戦で中継ぎデビューし、1試合に1/3回を投げ無失点に抑えた。「同年代がリーグ戦で投げているので負けないようにしたい。左投手が多いので負けられない」と気合を入れた。
フレッシュリーグでは8日の法大戦に勝てば明大の優勝が決まる。リーグ戦では最終カードの法大戦に敗れて優勝が消滅した。市岡は「きょう勝てて優勝につながったのは良かった。(リーグ戦は)法政に負けて優勝できなかったので、フレッシュリーグだけでも優勝して明治は強かったと思わせたい」と話した。