明大 佐野の会心弾で4強、DeNAドラ9「笑って終わりたい」
◇神宮大会大学の部準々決勝 明大4―1関大(2016年11月13日 神宮)

DeNA9位指名を受けた明大の佐野恵が、会心の本塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。
3回、2死三塁のチャンスにフルカウントから「1打席の配球から、シンカーを狙っていた」と甘めに入った狙い球を右翼席に運んだ。打った瞬間、右手を突き上げるポーズも見せ「久々の感触だったので、手が上がってしまいました」と笑顔を見せた。春の大学選手権はタイブレークの末に初戦で敗れた。「六大学の代表として他の五大学に申し訳なかった。明治のユニホームを着れるのも最後。笑って終わりたい」と日本一を口にする。
現在は一塁手だが「プロではどこでも出場できるように内野、外野も練習します。指名順位より、入ってからが勝負ですから。(ラミレス)監督からも打撃を教えてもらいたい」と、意欲満々だった。