阪神 島本 スタミナと耐久性で「何連投でもいきますという気持ちで」
陽川とともに兵庫県姫路市の播磨国総社射楯兵主(いたてひょうず)神社で宝恵駕籠(ほえかご)行列に参加した阪神・島本は、スタミナ面と耐久性で競争を勝ち抜く決意を示した。

「若さで(負けないように)。1試合でも多く、何連投でもいきますという気持ちで。連投しても直球の強さを出せるように」
1軍定着を狙う中継ぎには同じ左腕で投手陣最年長の能見がいる。ポジション争いをするには高い壁でも「能見さんも試合数を多く投げますけど(1軍で投げるなら能見の)試合数は越えたい」と高い目標を設定した。
今後は鳴尾浜から甲子園に場所を移して桑原と自主トレしていく予定。2年連続60試合以上登板した先輩からシーズン完走の極意を学んでいくつもりだ。
昨季は1軍では1試合登板だけに終わり、9年目の今季は勝負の1年でもある。「シーズン通して、ずっと上で投げられるように。(ライバルは)いっぱいいますけど、自分の投球をして、キャンプでアピールしていきたい」。言葉は一層、力強くなった。