中日・小笠原 夢は「慎之介杯」 野球人口減少が心配…
中日の小笠原が18日、荒木、杉山らとともに名古屋記念病院を慰問。将来的に「慎之介杯(仮称)」を開催したい意向を明かした。

「地元(神奈川)でそういうことができたらいい。(同じ地元の高橋)周平さんと一緒に。ボクの地元もそうですが、日本の野球人口が少なくなっている。まず、そういう活動をされている方以上の結果を残してから」
19歳は真剣な表情で語った。神奈川県で育った左腕は幼い頃、巨人の内海が08年に設立した「ランドセル基金」によって児童養護施設にランドセルを寄贈する姿が印象に残っているという。「プレー以外で貢献できるというか。いずれやれる立場になりたい」。愛知県では「イチロー杯争奪学童軟式野球大会」が有名。昨季は高卒新人ながら2勝を挙げ、今季は飛躍が期待される。手術した左肘の経過も順調。「目標とされる選手になりたい」と力を込めた。