侍J27人決定 小久保監督「先発投手は大谷、菅野、則本、石川を考えている」
侍ジャパンの小久保裕紀監督(45)は24日、東京都内のホテルで会見を開き、WBCに出場する代表27人の発表とともに、大会へ向けた意気込みを語った。主な質疑応答は以下の通り。

――どんなチームカラーか。
「やはり投手陣。ロングもできれば抑えもいける13人の思った編成ができた。投手を中心とした守りというところが一番だと思います。最少失点で抑えていく野球をしないと勝てないと思う」
――あと1人の人選は。
「野手で考えている。頭には(候補の名前は)あります。近々発表できると思う」
――青木への期待。
「彼自身の口から“どんな状況であろうとも参加します”と伝えてくれていた。起用法は1番、2番のところで起用したいと思う」
――大谷の起用は。
「基本は投手。日程的にどこで野手としての起用ができるかは、日本ハム、栗山監督と話し合っていきたい。まずは先発として与えられたイニングを抑えてほしい」
――打線の軸は。
「中田はプレミア12でも勝負強さが際立っていた。筒香はここ2、3年の逆方向にも強い打球が打てる。思う存分、発揮してほしい」
――打線全体について、どんな野球を。
「東京ドームが球場となるが、長打は期待できないと思う。確実に塁を進めていく。そういう野球になると思う」
――合宿までにどんな調整を選手に求めるか。
「試合のできる体にしてきてほしいと選手には伝えている」
――3月7日の1次ラウンド、開幕のキューバ戦の先発投手は。
「もちろん候補は頭にあります。(キューバは)強い相手ですし、経験したことのない緊張感で選手もスタートすると思う。重圧の中でもしっかり結果を残せる投手に託そうと思います」
――抑え候補は。
「経験でいったら平野か松井だが、その時の調子のいい選手を使うことになると思います」
――最終的にメジャー選手は一人だけ。呼べなかったのか、選考の過程で選ばなかったのか。
「詳細を申し上げられないが、結果的に投手のメジャーリーガーは入らなかったということ」
――先発投手は誰を想定しているか。捕手の起用法は?
「先発投手は大谷、菅野、則本、石川を考えている。捕手はその投手に合った起用を考えている」
――改めて目標は。
「世界一です」