DeNA2年目・阪口 ブルペンで2日連続投球練習 新球ワンシームも「ものにしてきているかな」
DeNAの阪口皓亮投手(19)は18日、ベイスターズ球場のブルペンで2日連続で投球練習を行った。1軍の三浦大輔、木塚敦志両投手コーチが見守る中、捕手を座らせ35球。直球中心ながら全6球種を投げ込んだ。
「(三浦コーチが)目には入っていたんですけど。絶対意識しちゃうなとは思っていたので。力抜いていつも通りと、心で思いながら投げました」
飛躍が期待される高卒2年目右腕。昨年はイースタン・リーグでチーム最多の82イニングに登板(18試合で3勝9敗1セーブ、防御率6・15)。10月にはU―23侍ジャパンに選出され、コロンビアでのU―23ワールドカップに出場。ドミニカ共和国戦で7回無失点と好投するなど、準優勝に大きく貢献した。
昨秋のキャンプでは2軍の大家投手コーチからワンシームを伝授され、習得を目指してきた。この日も数球投げ「ものにしてきているかな、と。右打者に対し、カウントが欲しい時にいいファウルが取れるようにしたい」。プロで4キロ増し最速152キロとなった直球に加え、投手としての幅を広げつつある。
ラミレス監督は昨年末、「球に力があり、1軍レベルの力がある。1軍メンバーになる可能性が高い」とキャンプ1軍入りの可能性を示唆した。「この世界にいる以上、上で投げないと意味がない。ずっと1軍キャンプを狙ってやってきた。いけたらいいな、という思いです」とアピールを続けていく。