DeNAドラ5細川 紅白戦でも打った ラミ監督「カブレラ級パワー」

 ◇DeNA紅白戦 紅組4―11白組(2017年2月12日 宜野湾)

紅白戦の4回1死一、三塁、中犠飛を放つ細川

 DeNAのドラフト5位・細川(明秀学園日立)が12日、チーム初の実戦となった紅白戦に紅組の「5番・右翼」で出場。2打数1安打2打点と活躍し「緊張した。こんなに打てるとは思わなかった」と笑顔で振り返った。

 4回1死一、三塁から中堅フェンスぎりぎりの犠飛を放つと、6回には右翼線に適時三塁打。初めて1軍に呼んだ7日に「第一印象は中田翔(日本ハム)」と語っていたラミレス監督は「ほとんど本塁打。(西武で活躍した)アレックス・カブレラ級のパワーがあるよ」と絶賛した。さらに視察に訪れた侍ジャパンの小久保監督に「将来凄い選手になる」と薦めた。

 高校通算63本塁打を誇る右の大砲候補。2軍キャンプに参加しているが、13日の阪神との練習試合(宜野座)にも出場予定だ。18歳は「どんどん振ってアピールしていきたい」と目を輝かせた。 (中村 文香)