試合前に菅野から“おねだり” 坂本勇 先制弾4安打公約通り5点
◇セ・リーグ 巨人5―0DeNA(2017年5月2日 東京ドーム)

巨人・坂本勇がWBCでともに日の丸を背負った菅野を援護した。初回2死から初対戦となったルーキー・浜口の低め直球をバックスクリーンへ運ぶ先制弾。「知らない投手でしたけど、探らずにいった。自分のスイングができた」と3月31日の開幕、中日戦(東京ドーム)以来25試合ぶりの一発に胸を張った。
その後も一塁内野安打、右翼線、左前と打ち分け、4月15日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、13試合ぶりとなる今季2度目の4安打。それでも「気を引き締めてやっていきたい」と浮かれることはなかった。
遊撃の位置から菅野の3試合連続完封を見届け「コントロールもいいですし、いいテンポで投げている」と称えた。ともにお立ち台に上がり「試合前に菅野から“5点くらい取ってください”と言われていたので、取れて良かった」と笑顔だった。