マリアノ・リベラ氏、史上初の満票選出で米野球殿堂入り イチローの元同僚も

 米国野球殿堂は22日(日本時間23日)、今年の殿堂入り選手を発表した。歴代最多の通算652セーブを挙げ、資格対象1年目となったマリアノ・リベラ氏(49)ら4人が殿堂入り。リベラ氏は史上初となる満票で選出となった。

現役時代のマリアノ・リベラ氏(AP)

 また、リベラ氏と同じく資格1年目で、ブルージェイズなどで通算203勝を挙げてサイ・ヤング賞を2度獲得した故ロイ・ハラデー氏も選出された。

 マリナーズで通算2247安打を放ち、イチローとも同僚だったエドガー・マルティネス氏(56)は対象最終年の10年目で選出。オリオールズ、ヤンキースで通算270勝を挙げたマイク・ムシーナ氏(50)は、対象6年目で選ばれた。

 殿堂入りメンバーは全米野球記者協会に10年以上所属の記者の投票で決まり、75%以上の得票が必要となる。