ヤクルト由規 “故郷”仙台で8年ぶり白星ならず
◇交流戦 ヤクルト3―2楽天(2018年6月2日 楽天生命パーク)

ヤクルト・由規投手(28)は2日の楽天戦(楽天生命)に先発登板。4回2/3を投げ4安打2失点で、生まれ故郷の仙台での8年ぶりの白星はならなかった。
両親がスタンドで声援を送る中、丁寧に低めをつく投球で、初回は3者凡退の立ち上がり。2回は先頭のペゲーロに左前打されたが、今江を遊ゴロ併殺打、銀次を二ゴロに打ち取った。3回は3四球で2死満塁としたが、田中を直球勝負で三飛に仕留めた。4回も無失点に抑えたが、2点リードで迎えた5回2死二、三塁から田中に左中間2点二塁打を浴びるなどして降板した。
仙台市で生まれ育ち、仙台育英高校からヤクルトに入団。同市での試合では、10年6月13日の楽天戦に先発して7回2/3を投げて1失点で勝利していた。