立正大・伊藤裕、侍同僚から完封阻止弾「このままじゃ終われないと」
◇東都大学野球秋季リーグ戦第2週第1日 1回戦 国学院大3―1立正大(2018年9月11日 神宮)

侍大学JAPANメンバーの立正大・伊藤裕季也主将(4年=日大三)が国学院大・清水昇投手(4年=帝京)の完封を阻止する一発を放った。
ドラフト上位候補で同じ日本代表のチームメートだった清水に8回まで1安打に抑えられていた。9回1死、伊藤裕はフルカウントから清水のストレートを左翼席へ叩き込んだ。
「代表の仲間だし、チームも含めこのままじゃ終われないと思って打席に立ちました。この一発があすにつながればと思います」
8月下旬のオープン戦で自打球を左ヒザに当て万全の状態ではない。しかし主将という立場で4番二塁手として出場している。
東洋大に連敗し、これで開幕3連敗。「打線が奮起して投手陣を助けないと。一丸となってやります」今季初安打が本塁打。坂田精二郎監督も「伊藤にヒットが出たし、つながってくれるとね」と期待していた。