レッドソックスが最多勝利記録を更新 ワールドシリーズまでのホーム・アドバンテージも獲得
ア・リーグ レッドソックス6―2オリオールズズ(2018年9月24日 ボストン)

レッドソックスがオリオールズを6―2で退けて106勝51敗。5試合を残した段階で、1912年に記録しシーズンの球団最多勝利記録(105勝47敗)を106年ぶりに更新した。併せてワールドシリーズまでのホーム・アドバンテージも獲得。ホームでの今季の勝率は・724に達しており、理想的な形でポスト・シーズンに突入することになった。
ア・リーグ打撃部門トップのムーキー・ベッツ(25)は2回に32号2ランを放つなど2安打を記録。打率を・343として初の首位打者を確実なものにした。
敗れたオリオールズは45勝111敗で、1939年に前身のセントルイス・ブラウンズが記録した球団最多敗戦数(43勝111敗)とタイ。残り6試合で1敗でもすると、不名誉なワースト記録を樹立することになる。
シーズン111敗以上は2003年のタイガース(43勝119敗)以来、史上6チーム目。ア・リーグ東地区では地区優勝を決めているレッドソックスと60・5ゲーム差となった。同一地区で60ゲーム差以上、引き離されたのもブラウンズ(64・5ゲーム差)以来、79年ぶり。オリオールズにとっては“記録的大敗”のシーズンとなった。