侍J稲葉監督 外崎のユーティリティー性を絶賛
侍ジャパンの稲葉篤紀監督(46)が6日の午前中、西武のキャンプを視察した。

代表候補に名前が挙がる外崎修汰内野手(26)について「どこでも守れるのが1番の強み。バッティングでも逆方向にホームランを打てるし、つなぎ役としてもできる。外野の経験もあるし守る方でも、走る方でもいろんなことができる選手」とユーティリティー性を絶賛した。
東京五輪では選手の登録枠が24人と少なくなるだけに、指揮官は「12球団見回しても探すのが難しい。ユーティリティというのは大事なポジション。チームにいてくれるとありがたい選手」と貴重な人材として高く評価する。外崎は「どこでも守れることが武器。どっちでもできるようにやっている」と話した。
今季は、昨季まで正二塁手だった浅村栄斗内野手(28)が抜けて、その穴を埋める活躍が期待される外崎。キャンプでは主に二塁手として守備につくことが多いが「バウンドが合わない。投げる方は大丈夫だけど、捕る方が難しい」と苦戦する場面も。それでも「去年も(内野手として)出ていたし、特に変えることはない。エラーを怖がっていたら1歩でれなくなるので、練習をいっぱいして自身をつけていきたい」と意気込んだ。