データで見る大リーグのプレーオフ ヤンキース屈辱の16失点 記録的大敗
ヤンキースが今季2ケタ失点を喫したのはレギュラーシーズンでは12回あるが、最多は8月3日のレンジャーズ戦で記録していた「15」だった。12回中5回はこの日、敗れたレッドソックスが相手。2ケタ失点となった試合は今季13戦全敗となった。

ポストシーズン全396試合でも16失点はワースト。一方、レッドソックスの15点差勝利は、プレーオフでロードチームが記録したものとしては最多。レッドソックスは地元ボストンで行われた1999年の地区シリーズ第4戦(対インディアンズ)では23―7で勝っており、この日の点差と得点はともにチーム史上2位。過去2年の地区シリーズではいずれも敗退しているが、今季はシリーズ突破に王手をかけた。
なおポストシーズン初のサイクル安打を達成したブロック・ホルト(30)はメジャー7季目。レギュラーシーズンでは通算552試合に出場し、放った本塁打は20本、三塁打は14本だった。