血行障害からの復活目指す中日・鈴木翔  手術後初の打撃投手務め「問題なく投げられた」

 右手の血行障害からの復活を目指す中日の鈴木翔太投手(23)が21日、昨年11月の手術後、初めて打撃投手を務め、打者と対峙した。

 近藤、溝脇に計46球を投げ込み、2本の柵越えを許したものの「問題なく投げられた。ほっとしています」と安堵の表情。

 「投げられない時期が長かったけど、もう一度最初からやるぞという気持ちでやってきた。手術前より指にかかっている感覚があった」と手応えを口にした。

 途中、球がすっぽ抜け打者の頭付近をかすめることもあり「ボール自体はまだまだ弱い」と課題も口に。それでも「抜糸したときは痛いし、指が全く動かず不安だったが、思っていたより早く回復している」と順調な回復ぶりをうかがわせた。