DeNA2年目・斎藤“プロ初登板”をラミレス監督称賛「いいものを見られた」
◇2軍練習試合 DeNA3―0中日(2019年2月25日 読谷)
DeNAの2年目・斎藤俊介投手が「プロ初登板」を果たした。8回から7番手で登板。1死から死球と安打で一、二塁のピンチを背負ったが本塁を踏ませなかった。「緊張した。走者を出したがゼロでと思った。周りも祝福してくれてうれしい」と笑顔を見せた。
新人だった昨季はキャンプ1軍スタートも、右肘の炎症でわずか2日で降格。7月には右肩のクリーニング手術を受け、実戦マウンドに立つことはできなかった。昨年11月にキャッチボールを再開。ようやく迎えたこの日のマウンドはJX―ENEOS時代の17年11月の日本選手権以来ながら、直球の最速は147キロをマーク。視察に訪れたラミレス監督を「投げているのを見るのは初めてだが、スライダーもいいしテンポもいい。いいものを見られた」と言わしめた。
「これからです。まず1イニングをしっかり計算できるようになりたい」と目を輝かせた斎藤。楽しみな右腕がスタートラインに立った。