マエケン今季実戦初登板!初先発で1回無安打無失点「今の時点では良い感覚」

 ドジャースの前田健太投手(30)が26日(日本時間27日)、ロイヤルズとのオープン戦で今季実戦初登板初先発した。1回無安打無失点の完璧な内容に「今の時点では良い感覚だと思う。回数を重ねていけばもっと良くなると思う」と手応えを口にした。

ドジャースの前田健太

 初回、先頭で迎えた2年連続盗塁王のメリーフィールドをチェンジアップで見逃し三振に仕留めると、続くハミルトンは粘られた末の10球目に意表を突くカーブで再び見逃し三振。最後はゴードンをこの日、最速の91マイル(約146キロ)直球で二ゴロに打ち取った。

 前田は「1人目の見逃し三振は甘いボール。単純に打者が直球かスライダーを待っていたと思う。あの三振は良いボールではなかった。ハミルトンの三振は良い三振だった。僕の中でも見逃し三振を取れたらいいなと思って投げた。直球、チェンジアップが頭にある中でああいう(高めのボールゾーンから落ちる)カーブ。変化の大きいボールは有効に使えると思う。バリエーションが増えていければ」と振り返った。