輝星、好調31球「甲子園のときに近い」28日に捕手座らせ投球へ

 ◇日本ハム・春季キャンプ(2019年2月26日)

笑顔で報道陣の質問に答える吉田輝(撮影・沢田 明徳)

 日本ハムのドラフト1位・吉田輝(金足農)が、千葉・鎌ケ谷での2軍合同練習で、19日以来となるブルペン投球を行った。捕手を立たせて直球のみで31球を投げ「(1月6日に)入寮してから一番良かった。甲子園のときに近い」と話した。

 右前腕部の張りを訴えて沖縄県国頭村での22日のシート打撃登板を回避も、その期間に動画で投球フォームを確認。花粉症でくしゃみも出たが「バランスの崩れを修正できた」と笑顔がのぞいた。

 前日に「三代目J SOUL BROTHERS」の今市隆二に似せた新しい髪を披露すると、今市本人が自身のインスタグラムで「吉田選手頑張ってください」と激励メッセージを投稿した。「活躍していつか共演できたら。歌い方とか聞きたい」と感激した吉田輝。28日に捕手を座らせブルペン投球を行う予定だ。(武田 勇美)