慶大オープン戦初戦白星スタート ドラフト候補の捕手・郡司が一塁もテスト
◇オープン戦 慶大8―0横浜商大(2019年2月27日 慶大グラウンド)
慶大が今季初のオープン戦に臨み、8―0で快勝スタートを切った。
今秋ドラフト候補の捕手で主将の郡司裕也(新4年、仙台育英)は4番・捕手で先発し初回に先制適時打。「みんな体がよく動いていて、打者も振れていた。長期オフ中もしっかり集まって練習してきたのが良かった」と安どした。6回からは一塁守備にも入り、福井章吾(新2年、大阪桐蔭)がマスクをかぶった。大久保秀昭監督は「急なことが起きたための準備。福井は良い捕手。選択肢が増えた」と話した。
当の郡司は、リーグ戦で1イニングだけ一塁についたことはあるが「(捕手ではいつもつけている)プロテクターがないので怖い」と苦笑い。それでもファーストミットを購入したといい「フットワークも良くなる」と“二刀流”に意欲的だった。