ブライス・ハーパー トラウトのフィリーズ入団を後押し「2020年には連絡する」
フィリーズへの入団が決まったブライス・ハーパー外野手(26)が、5日に出演したラジオ番組でエンゼルスのマイク・トラウト外野手(27)について語り、自身がトラウトのフィリーズ入りを後押しする考えを明らかにした。
フィリーズと13年総額3億3000万ドル(約368億8000万円)の大型契約に合意したハーパーだが、大リーグを代表する選手で、2020年のシーズン終了後にフリーエージェントの資格を得るトラウトも、これに匹敵する契約を手にする可能性がある。
トラウトはフィリーズの本拠地フィラデルフィア近くの街で生まれ、フィリーズファンとして育ったが、フリーエージェントの資格を得れば、故郷の球団と交渉する可能性も出てくるだろう。その時こそ俺の出番だとばかりに、ハーパーは番組で「自分は球団のために選手の勧誘を手助けできる。2020年にはフィリーズ入団を説得するため、トラウトに連絡する」と話した。
その心意気は素晴らしいが、こうしたコメントは禁止されているタンパリング(事前交渉)と見なされる可能性もあり、公言することは問題。処分の対象となり得るが、現時点で大リーグ機構は調査に乗り出すかどうかを明らかにしていない。