ヤクルト村上、侍予行だ決勝打!メキシコ戦舞台の京セラDで躍動
◇オープン戦 ヤクルト5―4オリックス(2019年3月6日 京セラD)
侍ジャパンに選出されているヤクルト・村上が9、10日にメキシコ戦が行われる京セラドームで決勝打を放った。8回2死二塁から左腕・山田の甘く入ったスライダーを捉えると、打球は中堅・後藤の頭上を越えた。4試合連続安打となる適時二塁打。「センター中心に逆方向に打つことをやってきた。結果が出たのはいいこと」と振り返った。左対左での殊勲打。オープン戦6試合で4打点と結果を残す19歳に小川監督も「あそこの場面でよく打った」と褒めた。
6回からは1軍では初めて一塁を守った。9回1死から西野の遊ゴロの際、広岡からの送球を捕球できずに失策を犯したが、8回には小田の一ゴロを無難にさばいた。出場機会を増やすために守備面でも幅を広げている。
メキシコ戦と同じ舞台だったことに「特に意識はしていない。しっかり結果を出すことを考えていた」。それでも最高のイメージを持って、8日に侍ジャパンに合流する。 (黒野 有仁)