高校野球対外試合解禁 センバツ出場の山梨学院は日体大と引き分け
高校野球の対外試合が8日、解禁され、全国で試合が行われた。
今春センバツ出場の山梨学院は日体大と対戦し、4―4で引き分けた。
相手は新1、2年生主体だったが、昨秋ドラフト候補にも挙がった藤嶺藤沢出身の149キロ左腕・矢沢らが登板。大学生の強烈な速球に4番の“デスパイネ”こと野村健太外野手(新3年)は「すごい速くてびっくりした」と苦笑い。ノーアーチだったが、持ち味のフルスイングは貫き、9回に同点の適時二塁打を放った。
それでも吉田洸二監督は「きょうはテーマを見つけることがテーマだった」とし、「速い球を見られたことはバッターにとって大きな収穫だった。日体大さんに感謝したい」と話していた。