メキシコ代表の4番・メネセスが実力発揮の4安打 今季からオリックスでプレー

 ◇強化試合第1戦 メキシコ代表v侍ジャパンx(2019年3月9日 京セラドーム)

<メキシコ・日本>8回無死、この日3本目の二塁打を放ち、4打数4安打としたメネセスはベンチに向かってポーズを決める(撮影・北條 貴史)

 今季からオリックスでプレーするメキシコ代表の4番・メネセスが高い実力を見せつけた。

 2回の第1打席は、今永の高めの144キロ直球を引っ張って左中間二塁打。直球に力負けしない鋭いスイングだった。

 4回2死では、オリックスの山岡と「同門対決」。初球の149キロ直球をはじき返し、右中間フェンス直撃の二塁打を放った。

 前日には「初めて代表に選ばれて誇りに思う。(山岡、山本の)チームメートと対戦できたら、面白い経験になると思う。いい試合にする自信はある」と話していた26歳は、6回2死一塁でも中前打だ。この時点でチームの全安打となる3安打猛打賞。8回にも二塁打を放ち、この日4安打目。今シーズンの日本でのブレークも予感させる活躍ぶりを披露した。