ヤクルト・原 上々の侍デビュー「初回は少し緊張」も2回を1安打無失点

 ◇侍ジャパンシリーズ 日本代表―メキシコ(2019年3月10日 京セラD)

<日・メ>2回、三者凡退に打ち取り、田村とグータッチする原(撮影・井垣 忠夫)

 25歳で侍ジャパンに初選出された原(ヤクルト)が2回を1安打無失点。上々の「侍デビュー」を飾った。

 初回はともに右打者の1、2番をいずれも遊ゴロ。得意のシュートで果敢に内角を突いた。2回先頭のフアレスも140キロのシュートで三ゴロ。続くB・エルナンデスも140キロのシュートでどん詰まりの遊飛に打ち取った。

 「初回は少し緊張したけれど、自分の持ち味であるインコースを投げ切れて良かったです」

 外国人選手は腕が長いため、内角に投じて打球を詰まらせるのは効果満点。原は奪三振は0ながらゴロアウトが4つと、らしさを存分に発揮した投球だった。