東芝3連勝 最年長・藤原が円熟V打「左中間に運ぶ感じで」

 ◇第74回全国社会人野球東京スポニチ大会第3日 東芝3―2東邦ガス(2019年3月13日 岩槻川通)

<東芝・東邦ガス>6回、2死一塁、決勝適時2塁打を放った藤原はガッツポーズ(撮影・西海健太郎)

 東芝が3連勝でベスト4進出を決めた。立役者はチーム最年長、33歳の藤原だった。6回、同点に追いついて2死一塁。代打に起用された藤原は、風向きも読んだ上で、左打席に入った。「イメージは引っ張っても伸びないから左中間に運ぶ感じでと思っていた」

 同学年の水田のカットボールを狙い通りの左中間へ決勝二塁打。「僕が入社してこの大会の優勝はない。監督も圧倒して勝とうと言ってますから」と15年ぶりの優勝へ燃えていた。