沖縄電力・山川が捕手対決制す 甲子園連覇同士「実績は僕が上」と余裕

 ◇第74回全国社会人野球東京スポニチ大会第3日  沖縄電力4―2NTT西日本(2019年3月13日 横浜)

<沖縄電力・NTT西日本>2投手を好リードした山川(撮影・島崎忠彦)

 沖縄電力は継投で初白星を挙げた。しかもNTT西日本には6年ぶりの公式戦勝利。立役者は高卒ルーキー・知念大、4年目の内間敦ら2投手を好リードした捕手・山川だ。

 沖縄・興南で島袋(現ソフトバンク)とバッテリーを組み、10年に甲子園春夏連覇を達成した。昨年、大阪桐蔭で春夏連覇を果たしたNTT西日本のルーキー、小泉との捕手対決も制した。入社9年目の山川は「小泉君はプレッシャーもあったはず。(社会人の)実績は僕が上だと思います」と気遣う余裕もみせた。