大谷「1日1日、しっかり」 米誌の新人王セレモニーで拍手喝采
エンゼルスの大谷翔平投手(24)が13日(日本時間14日)、キャンプ地アリゾナ州テンピで行われたパドレスとのオープン戦前に米野球専門誌「ベースボール・ダイジェスト」の新人王受賞セレモニーに参加した。

場内アナウンスで名前が呼ばれると、ホームベース付近でトロフィーを授与され、記念撮影。スタンドに集まったファンからは自身の愛称でもある「SHOW TIME!」などと声が飛び大きな拍手と喝采を浴びた。昨年10月に発表された同賞は同誌編集者と全米野球記者協会(BBWAA)会員の計8人によって選考が行われた。史上初の「10登板、20本塁打、10盗塁」を達成した大谷は1位票7票のうち6票を獲得した。
この日の大谷は昨年10月の右肘手術後、3度目のキャッチボールを敢行。ウオーミングアップなどを含め計60球を投げ、最長50フィート(約15・2メートル)まで距離を延ばした。大谷は「距離が延びた分、もちろんちょっと力は入りますけど、そんなに変わりはないかなと思います。予定通りに来ているかなと思うので、1個1個のメニューに集中するように。あまり先のメニューは言われていないので、1日1日、しっかりこなしたいなと思います」と冷静に話した。打者では5月の復帰が見込まれ、同時並行で来年の投手復帰を目指し、リハビリを進めていく。