DeNA Dバックスと戦略的パートナーシップを締結 三原球団代表「経験、ノウハウを積極的に交流」
DeNAは14日、MLB・ダイヤモンドバックスと戦略的パートナーシップを締結したと発表した。
現在は平野佳寿が所属するなど、日本人にも馴染み深い球団として知られるダイヤモンドバックス。DeNA側から昨年、複数球団に申し入れ、話し合いを経てダイヤモンドバックスとの提携が決まった。契約期間は2019年シーズから21年シーズンの3シーズン。提携内容は(1)チームオペレーションにおける情報交換(プロスカウティング情報の共有、チーム編成および育成・運営のノウハウの共有など)(2)チームオペレーションにおける人材交流(フロントスタッフ、アスレティックトレーナー、コーチなどの相互派遣など)(3)チームオペレーションにおけるその他相互協力(施設利用など)(4)ビジネスオペレーションにおける情報交換、人材交流、その他相互協力(新しいボールパーク構築、球場におけるIT活用をはじめとした改修事業、ファンエンゲージメント、マーケティング等でのビジネスノウハウの共有など)
DeNA・三原一晃球団代表は「ダイヤモンドバックスはプレーの質はもちろん、チーム運営に関する積極的な姿勢、魅力的なボールパークづくりなど先進的な取り組みを行う球団としてかねてから注目していました。今回の締結を通して、両球団が持つ経験、ノウハウを積極的に交流することで、さらなる成長につなげていきたいと思います」とコメント。ダイヤモンドバックスのデリック・ホールCEOは「今回の業務提携はチームオペレーションだけでなく、ビジネスオペレーションも含めた幅広い分野のものとなっており、大変うれしく思います。今後、我々のノウハウをベイスターズに提供するだけでなく、ベイスターズからも多くのことを学ぶ機会にしたいです」とコメントした。