中日2年目・伊藤、ドキドキの1軍初出場「投手のレベルたっけーな!」
◇オープン戦 中日0-3西武(2019年3月14日 ナゴヤD)
中日の2年目・伊藤康祐外野手(19)がプロ初の1軍出場を果たした。
8回、内野安打で出塁した平田に代わり、背番号「49」が代走で一塁に立った。「地に足がついてなくてフワフワしていました」と緊張感はマックス。冷静に次の塁をうかがっていたが後続が倒れ、生還はできなかった。それでも1軍の舞台を経験し「とりあえず出場できて良かったです」と汗をぬぐった。
中京大中京では主将を務め、17年夏の甲子園では広陵戦でバックスクリーンに本塁打。その後のU―18W杯でも日本代表に選ばれた。
17年ドラフト5位で中日に入団し、1年目の昨季はウエスタン・リーグでチーム2位の93試合に出場。
2年目の春に訪れた初の1軍舞台。前夜は緊張のあまり「寝れなかったです」とドキドキだったという。2軍との違いを「投手のレベルがたっけーな!という感じでした」と目を丸くした。
この日は打席に立つことはできなかったが、静岡で行われる16、17日の楽天戦も帯同予定。「静岡で打席に立てたら良いですね」と意気込んだ。