イチロー 3打数無安打で交代、21打席連続無安打も好守披露

 ◇プレシーズンゲーム マリナーズ6―4巨人(2019年3月17日 東京ドーム)

<巨人・マリナーズ>4回1死一塁、ニゴロに打ち取られるイチロー(撮影・木村 揚輔)

 マリナーズとマイナー契約を結んでいるイチロー外野手(45)が17日、東京ドームで行われた巨人とのプレシーズンゲームに「9番・右翼」で先発出場。3打数無安打に終わり、21打席連続無安打となった。試合はマリナーズが6―4で逆転勝ちした。

 またもイチローのバットから快音は聞かれなかった。第1打席は、2回無死一、二塁の場面でフルカウントから巨人の先発左腕・今村の外角低めの直球を叩き中飛、4回1死一塁からの第2打席は2ボールから今村の直球に二ゴロに倒れた。6回2死一塁からの第3打席は、2番手・田口に遊ゴロに打ち取られ、交代した。

 13日(日本時間14日)の日本開幕前最後のオープン戦となったジャイアンツ戦で2打席連続三振し、2四球を挟み18打席連続無安打。この日のプレシーズンゲームでの無安打で、21打席連続無安打となった。

 右翼の守備では、初回1死から坂本勇の大飛球を背走しながらランニングキャッチ。最後はフェンスに衝突したが、ボールは離さず、変わらずの名手ぶりを見せつけた。

 20、21日のアスレチックスとの日本開幕2連戦(東京ドーム)までにメジャー登録される予定。7年ぶりの凱旋公式戦に向けてバットの調子も上げていきたいところだ。