【ナイキ】多くのランナーが注目する厚底ランニングシューズ7選
現在、最も注目されているランニングシューズといえば、ナイキの厚底ランニングシューズでしょう。
街では多くのランナーがナイキの厚底シューズで走る姿を見かけ、レースでは話題のヴェイパーフライ4%やズームフライを履くランナーが少なくありません。特にシリアスランナー向けに開発されたヴェイパーフライ4%は、発売から数分で売り切れて入手困難になるほど注目を集めました。
それほど注目を浴びるナイキの厚底シューズ。今回は、どのような厚底シューズが発売されているのか、シューズごとの特徴をご紹介していきます。
ナイキが起こした『厚底シューズ』というイノベーション
Breaking2から生まれた厚底シューズ
厚底ランニングシューズが登場する発端となった2017年のBreaking2プロジェクトでは、エリウド・キプチョゲが2時間切りまであと25秒まで迫りました。以来、トップ選手たちがナイキの厚底シューズで数々のレースを制し、話題となっています。2018年のベルリンマラソンで、キプチョゲによりそれまでの公式な世界記録が大幅に更新されました。
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それまでレース用のシューズは、クッション性と反発性が相対するため、できるだけクッションをなくし反発性を高めるという考え方が主流でした。しかし、ナイキがクッション性を持ちながら反発性を併せ持つ『ズームXフォーム』を開発したことにより、これまでの常識を打ち破るイノベーションを起こしました。
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厚底シューズの影響は日本でも
世界のトップ選手が履き、マラソン界を席巻したヴェイパーフライ4%でしたが、その影響は日本でも起きています。ヴェイパーフライ4%が登場した翌年の2018年、東京マラソンで設楽悠太が実に16年ぶりとなる日本記録を樹立し、同年10月のシカゴマラソンで大迫傑が日本記録をさらに更新。両選手ともに履いていたのはヴェイパーフライ4%でした。
また、東京オリンピックのマラソン日本代表を決定するためのレース“MGC”でも、多くの選手がナイキのヴェイパーフライ4%や新作のヴェイパーフライネクスト%といった厚底シューズを履いて走ることが予想されます。
学生ランナーの目標『箱根駅伝』でも席巻する厚底シューズ
学生ランナーの目標である『箱根駅伝』でも、ヴェイパーフライ4%を履いて走る選手が急増。それまで、箱根駅伝に出る選手の多くは日本のシューズメーカーのランニングシューズを履いて走っていましたが、ヴェイパーフライ4%の登場以来、その形勢は逆転しています。
特にナイキからサポートを受ける東洋大学の選手たちは、2018年の箱根駅伝で出場選手10人全員がナイキのシューズで走り、そのうち8人の選手がヴェイパーフライ4%を履いて出場しました。
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おすすめのナイキ厚底ランニングシューズ
ここからはナイキの厚底ランニングシューズについて、シューズごとの特徴をRuntrip Magazineの記事とともにご紹介していきます。
ヴェイパーフライネクスト%
今年4月に発表された『ヴェイパーフライネクスト%』。ヴェイパーフライ4%よりさらに厚底になり、ズームXフォームが15%増量。さらに軽量なアッパー素材『ヴェイパーウィーブ』に変わり、ヴェイパーフライ4%と同じ軽さを実現。
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ズームフライ3
トレーニング兼レーシングモデルとして使えるズームフライフライニットが進化して、接地の際のクセがなくなり、より多くのランナーが履きやすくなったズームフライ3。アッパー素材にはヴェイパーフライネクスト%と同じく“ヴェイパーウィーブ”が使われていて、ニットアッパーが雨で濡れると重くなってしまう弱点を改善しています。
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エアズームペガサス36

どんな方にでもおすすめしたいナイキの定番ランニングシューズ。ビギナーの方にとっても安定性のあるシューズであり、シリアスランナーにとってはデイリートレーナーとして使えるランニングシューズ。
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ペガサスターボ2
ヴェイパーフライと同じズームXフォームを使用したペガサスターボ2。ヴェイパーフライやズームフライのようにカーボンプレートは搭載されていないものの、ズームXフォームによる反発力によりスピードトレーニングの際にも使える一足。また、接地したときのクセがないことも特徴です。
・前作(ペガサスターボ)レビュー記事
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初心者におすすめのナイキ厚底シューズ
ジョイライドランフライニット
こちらは発売されたばかりのジョイライドランフライニット。靴底のクッションに何千ものTPEビーズが使用されたナイキ独自のクッショニングシステム『ジョイライド』が使用されています。ビーズが生む泡のようなクッション性が芝生の上を走るような気持ち良さを生み出しています。
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エピックリアクトフライニット2
“ふわ・かる・びよーん”がキャッチコピーのエピックリアクトフライニットの最新モデル。クッション性と反発性という相対するものを同時に備えています。テンポアップランで、普段のジョグよりもややスピードを出すシチュエーションだと、“びよ~ん”と足を前に押し出すような感覚で走れるでしょう。
ナイキの”ふわ・かる・びよーん”がアップデート!?『エピック リアクト フライニット 2 』が登場 – RuntripMagazine[ラントリップマガジン] |
・前作(エピックリアクトフライニット)レビュー記事
「エピック リアクト フライニット」 ”ふわ・かる・びよーん”!? 専門家のレビュー – RuntripMagazine[ラントリップマガジン] |
オデッセイリアクトフライニット2

弾むような反発性とソフトなクッション性をあわせもち、ランニングに打ち込むランナーのニーズにあった耐久性のあるランニングシューズ。
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ここまで、ナイキの厚底ランニングシューズから7つのモデルをご紹介してきました。
自分にぴったりなランニングシューズは見つかりましたか? 自分のモチベーションを上げてくれるランニングシューズを履いて、これからのランニングライフを楽しんでいきましょう!
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