「山梨のデスパイネ」こと山梨学院・野村が2戦連発 コールド勝ちでセンバツ当確
◇秋季高校野球関東大会準々決勝 山梨学院9―1前橋育英(2018年10月22日 山日YBS)

山梨学院が7回コールドで前橋育英を下し5年ぶりのセンバツ出場が当確となった。
4番の野村健太内野手(2年)が4回、右越え2ラン。高校通算32号は初の逆方向となり「なかなか打てない。うれしいです」と喜んだ。
自身が1年夏の甲子園で前橋育英に5―12と大敗した。「スタンドで見ていた。きょうはリベンジしようと言い合っていた」と言葉通り、雪辱を果たした。
1メートル80、88キロと恵まれた体格。右の強打者とあって、ニックネームは「デスパイネ」だ。今夏甲子園では5番打者で出場。本塁打も放ったがその1本に終わり、高知商との乱打戦の末に敗れた。センバツへ当確ランプをともし「センバツに行けたら、もっとヒットをいっぱい打って楽しくやりたい」と見据えた。