楽天3位・引地 星野魂受け継ぐ 倉敷商から初の直接プロ入りへ
◇18年プロ野球ドラフト会議(2018年10月25日)

倉敷商の引地秀一郎投手(18)は楽天3位指名に「ホッとしました」と表情をほころばせた。
最速151キロを誇る1メートル88の長身右腕。倉敷商の大先輩で、今年1月に死去した元楽天監督の星野仙一氏(享年70)を目標に掲げ「追いついて、抜けるような投手になりたい」と目を輝かせた。小、中学時代は自宅から自転車で20分程度の倉敷マスカットスタジアムで秋季キャンプを見学。当時、監督だった星野氏の姿に「遠くから眺めているだけでしたが、情熱が伝わってきました」と振り返る。創部86年目で初めて同校から直接のプロ入りで「燃える男」の魂を受け継ぐ。