早大V消滅…小島 悔しい3失点「勝負所で力んでしまった」
◇東京六大学野球春季リーグ最終週第1日 早大1―3慶大(2018年10月27日 神宮)

早大が慶大に敗れ、優勝の可能性が消えた。ロッテのドラフト3位投手の早大・小島和哉投手(4年=浦和学院)が7回6安打3失点と崩れた。
1敗もできない。負ければ優勝がなくなるだけに小島は「気持ちが入りすぎた。立ち上がりがもともと悪いのを抑えることができなかった」と5回まで4四死球を与えるなど立ち上がりに苦しんだ。それでも要所を締めて無失点に抑えていたが、6回に3安打2四死球と崩れ2失点。7回にも1失点し7回6安打3失点で降板し、「打たれたのは全部直球。勝負所で力んでしまった」と話し、1得点に終わった打線について「自分がリズムをもってこられず、打線に影響してしまったのかな…」と悔しさをにじませた。
この1敗で早大の優勝はなくなったが小島は「主将としてしっかり慶応に勝ち点を獲って、悔しさを後輩に託したい。明日も投げられるように準備をしていきたい」とあす28日の2回戦での勝利を誓った。