【ランニングボトル】ソフトフラスクの選び方とお手入れ方法をご紹介
立川のトレイルランニング専門店『Trippers(トリッパーズ)』店長で、ご自身もトレイルランレースを走る朝長拓也さんにソフトフラスクの選び方とお手入れ方法を解説していただきました。
ソフトフラスクは、ランニング用の給水ボトル。水を飲むと真空状態で圧縮されるので揺れや音が気にならないのが嬉しいポイント。同じ容量でも形状は様々で、ブランドや用途に応じて太さや長さが異なることを動画で紹介しています。
ソフトフラスクの種類と選び方
ソフトフラスクにも様々な種類があり、「ソフトフラスクは意外と奥が深い」と朝長さん。自分に合ったソフトフラスクを選ぶポイントを3つ解説しています。
1.ザックポケットの形状から適したソフトフラスクを選ぶ
フラスクを他ブランドのザックに入れようとすると入らないことも。「ザックの形状を確かめてからの購入がおすすめです」と朝長さん。種類は、ザックポケットに収納するシンプルなタイプ、ハンドボトルタイプ・保冷機能タイプ・ボトル内に芯が入っているタイプ・ストロータイプなどがあります。
2.開口部のサイズを考慮する
ソフトフラスクの開口部は『25mm』と『42mm』の2種類。42mmの方が給水やお手入れもしやすく主流になってきているそう。価格は25mmの方がお手頃。サロモンはザックのカテゴリーに応じて、付属するフラスクの種類が異なるとのこと。ザック購入の際は、付属のフラスクの種類・開口部のサイズをチェックしてみましょう。
3.+αの機能にも注目
水漏れ防止のロック機能・浄水機能など、+αの機能が備わっているフラスクも。自分のスタイルに合った機能のあるフラスクを選んでいきましょう。
ソフトフラスクのお手入れ方法
続いては、お悩み相談も寄せられていた『ソフトフラスクのお手入れ』について。長く使うためにも衛生面を考慮してケアしていきたいですね。お手入れは簡単2ステップ。
1.ボトル内はスポンジなどでしっかりと洗う
2.キャップ部分は飲み口部分とプラスティック部分も分解して洗う
ハイドレーションの特徴や使い方のコツ
ソフトフラスクと合わせてトレランでよく使われるのがハイドレーション。ソフトフラスクよりも『大容量』で背中に背負い『ストロー』で飲めるタイプ。一方で、残量が分からず、補給に手間がかかってしまうので、今はソフトフラスクが主流になっているよう。
使い方のポイントは、水を入れた後逆さまにして、ストローで空気を吸い、真空状態をつくること。チャプチャプが気になっていた方はぜひ試してみてください。
額に汗が出ている段階では体から水分がかなり出ているそう。それぞれのスタイルに合ったマイボトル『ソフトフラスク』を活用して、暑くなる季節もランニングを楽しみましょう!
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朝長 拓也さん
トレイルランニング専門店 Trippers 代表/ JAFTスポーツシューフィッター
2012年にトレイルランニングに目覚め、2017年にTrippersを立ち上げる。
※前職はアパレル企業で服の型紙を作るパタンナー
2018年トレニックワールド彩の国100mile 完走
2020年 KOUMI100 完走