専大 1点差で初戦落とすも斎藤監督、前向き 東都大学1、2部入替え戦

 ◇東都大学野球秋季1、2部入替え戦第1日 中大(1部6位)4―3専大(2部1位)(2018年11月3日 神宮)

<東都1、2部入れ替え戦・中大―専大>1点差を逃げ切り、リリーフの皆川(写真右端)に抱きつく先発の伊藤(同中)と笑顔の捕手・古賀(同左橋)

 拓大とのプレーオフを制し2部優勝を果たした専大だったが、チャンスの1本が出ず1点差で初戦を落とした。

 斎藤正直監督は「1年ぶりの神宮で緊張もあったかな。やってはいけないプレーが3つくらいでた。10個も四死球もらって3点じゃあね。ただ負けられない戦いを乗り切ってきたし、あすから頑張ってくれるでしょう」と時折笑顔も見せながら試合を振り返った。

 満塁の好機が3度ありながら適時打が出ない内容に「フォアボールが多すぎて逆にね。1本出てれば6点くらい入っていたね。これが入替え戦というやつだね」とサバサバ。中大のエース伊藤が182球も投げたことに「これで登板はないね」と2回戦からの戦いに自信もみせていた。