侍ジャパン稲葉監督、全体ミーティングで熱弁「日の丸背負い、誇りを胸に勝ちたい」
日米野球(9日開幕・東京ドームなど)に出場する侍ジャパンは6日、初練習を前に福岡市内のチーム宿舎で全体ミーティングを行った。
指揮を執る稲葉篤紀監督が冒頭で訓示。「私自身、皆さんと一緒に日の丸を背負って戦える喜びを感じています。2020年のオリンピックにつなげていきたい。メジャーリーガーと対戦し、個々のレベルアップにつながっていけばいいと思っています」と呼び掛けた。
チームは7日に壮行試合となる台湾戦(ヤフオクドーム)を行い、9日から計6試合をMLB選抜と戦う。稲葉監督は「全勝優勝」を目標に掲げている。
「オリンピックは野球が復活して、国民の皆さんが注目しています。野球の楽しさ、喜びを。子どもたちに野球をやってもらえるよう、金メダルを取ることが大事。来年にあるプレミア12と、オリンピックで戦うことを頭に置いて、今回の日米もやってもらいたい。メジャーもプライドは非常に高い。日本に勝ちたい思いで来る。我々も結束力を持って。日の丸を背負って侍ジャパンの誇りを胸に勝ちたいと思う」と熱く語りかけた。