侍J、台湾戦先発は中日・笠原 稲葉監督「左投手が大事になる」
日米野球(9日開幕・東京ドームなど)への壮行試合となる「ENEOS侍ジャパンシリーズ2018」(7日・ヤフオクドーム)に臨む侍ジャパンと台湾代表は6日、前日公式記者会見を行った。侍ジャパンの稲葉篤紀監督は、同戦の先発は中日・笠原祥太郎(23)と発表した。
「左投手がプレミア12へもオリンピックに向けても大事になる。彼は特殊球、チェンジアップを持っている。こういう国際大会でどこまで通用するか見てみたい」と稲葉監督は期待を寄せた。
笠原は大卒2年目の今季、開幕ローテーション入りを果たした。途中、2軍での再調整も経験したが、20試合(17先発)に登板し、6勝4敗、防御率4・14。特に直球に近い腕の振りから放たれる110~115キロほどのチェンジアップは、打者のタイミングをことごとく外し評価が高い。
稲葉監督は「勝ちにこだわる。明日は全力でみんなで勝ちにいきます」と語気を強めた。
対する台湾は統一・江辰晏投手が先発すると発表された。