代打適時打の山川、金子コーチとの特訓で復調「見え方が凄く良かった」

 ◇日米野球第3戦 侍ジャパン3―7MLB選抜(2018年11月11日 東京D)

9回2死二塁、菊池の適時二塁打で生還し、お決まりのポーズを見せる山川 (撮影・白鳥 佳樹)

 今シリーズここまで10打数1安打と不振だった山川(西武)が、9回に代打で登場。右中間フェンス直撃の適時二塁打を放った。

 「5回ぐらいからしっかり準備できたかな」と話した山川。この日朝のアーリーワークで金子ヘッドコーチから「開きが早い」「振っているのが全部ボール球」と助言を受けたことを明かし、「打席の中の見え方が凄く良かったし、低めの球も見極められた。これが何かのきっかけになると思う」と復調への手応えを語った。

 メジャーの投手陣の特徴については「ボールが手元でかなり動いている。だいたいアバウトに放ってくるのかなと思っていたらそれは先入観で、コントロールが凄く良かった」。残り3戦へ向けて「とにかくジャパンは勝つことが一番だと思っているので、勝つために何でもするつもりで頑張る」と意気込んだ。