会沢 元同僚マエケンとの対決ならず「勝負事なんで」、逆転貢献には満足げ
◇日米野球第4戦 侍ジャパン5―3MLB選抜(2018年11月13日 マツダ)

会沢(広島)は、かつてバッテリーを組んだ前田(ドジャース)との対決が実現せずに残念がった。
前田は2イニングの登板予定。2回1死一塁では7番・上林が遊ゴロに倒れ、ネクストバッターズサークルにいた会沢に打席は回ってこなかった。
「対戦はしたかったけど…。勝負事なんで。また、いつかできたらいいですね」。前田もベンチに戻ると「あと1人」と会沢との対戦を熱望したが、実現はしなかった。
9回の攻撃では、そのカープ勢の持ち味が存分に発揮された。1点差とした無死一塁で、会沢は「しびれる場面だったけど、絶対に決めないと、と思った」と犠打に成功。続く田中広は適時打に盗塁、菊池もセーフティースクイズを決めた。
足も絡めた広島らしい攻撃。会沢も「シーズンでやってきたのと同じようにできた」と満足そうに振り返った。