楽天 新抑え候補のブセニッツ獲得 石井GM「頼もしい仲間が加わった」
楽天は3日、ツインズの救援右腕アラン・ブセニッツ投手(28)と契約合意したことを発表した。

ブセニッツは、昨季メジャー初昇格を果たし、28試合で1勝1敗、防御率1・99の好成績をマーク。今季は23試合で4勝1敗、防御率7・82ながら、奪三振率は9・24を記録した。直球の平均球速は95・3マイル(約153キロ)。変化球は落差のあるカーブを武器とする。28歳の若さも魅力で、来季の抑え候補として期待される。
ブセニッツは「私と家族は、私の人生と野球人生における新たな1ページを楽天イーグルスの一員として始められることに大変ワクワクしております。今月、初めての子どもを授かるにあたり、2019シーズンは家族みんなで仙台に来ることを計画しており、楽天イーグルスで野球ができることを心から感謝しております。新たな優勝に向けて、その一助となれるようベストを尽くすとともに、ファンの皆さまやチームメートと会うことを楽しみにしております」と球団を通じてコメント。
新戦力に石井一久GM(45)の期待も高い。「ブセニッツ選手は、抑え候補としてリストアップしていた選手。投球はもちろんですが、調査していくうえで、性格や野球に取り組む姿勢、そして楽天イーグルスで絶対成功を収めたいという向上心を確認することができた。頼もしい仲間が加わりました」とコメントを出した。