来秋ドラフト候補のU17東京代表・井上 キューバ遠征で二刀流起用も!
◇練習試合 U17東京代表0―5日大(2018年12月9日 神宮)

今月15日からキューバ遠征を行うU17東京代表が日大の下級生チームと練習試合を行った。
先発した左腕・中村晃太朗投手(東海大菅生2年)は5回1安打1失点「良い緊張感で投げられた。大学生にはスピードでは勝てないので、全球種使っていった。楽しいマウンドだった」と笑顔だった。自身初の海外となるキューバ遠征では強振してくる打者に対し「チェンジアップを試してみたい」と目を輝かせた。
150キロ右腕の来秋ドラフト候補で、エース右腕の井上広輝投手(日大三2年)は「7番・DH」で先発。もともと打力には定評があり、7回に左前打。代表の前田三夫監督(帝京)は「バッティングがいい。投げない時は(DH起用の)可能性ありますよ」と二刀流起用を示唆した。
投げては4番手で登板し、2/3回を2安打2失点。「寒くて思うように動かなかった」というが「大学生相手にストレートを試してみたかった」と最速146キロをマークした。四球と連打で2点を失い「ひっかけて抜けてしまったが、対戦できて良かった」と収穫と反省を口にした。