カブス 主砲が攻守で大ブレーキ「プレッシャーではないんだが…」
◇ワールドシリーズ第4戦 カブス2―7インディアンス(2016年10月29日 シカゴ)

カブスは先制直後の2回に、三塁手のブライアントが一塁悪送球を2度犯して逆転された。
「アウトにできると思った。プレッシャーではないんだが」と首をひねった主砲は、打撃でも4試合でわずか1安打の大ブレーキ。今季先制した試合はレギュラーシーズンで73勝20敗、ポストシーズンでも7勝1敗で、得意の形に持ち込んだはずが、データとは逆の完敗だった。1908年以来108年ぶりの世界一に向け、後のなくなったジョー・マドン監督は「打線が目覚め、いい方向に向かえば、まだ勝機はある」と前を向いた。