東海大・青島が完全試合 創価大の八木以来2人目
◇関東地区大学選手権 東海大1―0国際武道大(2016年10月31日 横浜)

東海大・青島は東海大相模の先輩、最後の打者・矢後をこの日最速の143キロで遊ゴロに仕留めて右の拳を突き上げた。05年の八木智哉(創価大)以来、史上2人目の完全試合達成。「(27人目は)先輩だったので抑えてやろうと思った。素直にうれしかった。勝つことだけ考えて投げたのが結果につながった」と満面に笑みを浮かべた。
高校では現中日の小笠原らの1学年上で、プロからも注目された。大学進学を選択し「体ができたことで平均の球速が上がった」という。自己最速146キロの伸びのある直球で大会新の10者連続を含む18奪三振。外野飛球2、内野飛球2、内野ゴロ5の内容だった。
リーグ戦で完全試合を達成したことがある中日ドラフト6位の丸山とは同部屋。「おまえも完全やれよ」とハッパをかけられ、「やれて良かった。4年生と最後の大会なので明治神宮大会に出られるよう、次の試合も勝ちたい」と力を込めた。