大谷 左腕攻略ならず4打数無安打…エンゼルスは延長戦で敗れる

 ◇ア・リーグ エンゼルス2―3レンジャーズ(2018年6月2日 アナハイム)

<エンゼルス・レンジャーズ>7回無死、一ゴロに倒れる大谷(撮影・大塚 徹)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が2日(日本時間3日)、アナハイムでのレンジャーズ戦に「6番・指名打者」で先発出場し、左投手相手に4打数無安打に終わった。試合は延長戦の末、2―3で敗れた。

 1―0の2回無死一塁で迎えた第1打席は空振り三振。2ボール2ストライクからの5球目のカットボールにバットが空を切った。4回1死一塁の第2打席は中前に抜けたか思われた当たりだったが、“大谷シフト”に阻まれて遊ゴロ。一走シモンズがアウトとなり、一塁へ走り込んだ大谷はセーフかと思われたが、シモンズのスライディングが送球を妨害したと判断されて併殺打となった。

 7回先頭で迎えた第3打席は高めのツーシームに一ゴロ。2―2の9回無死一塁の好機では3番手左腕ディークマンのスライダーを打ち上げて遊飛に倒れた。

 エンゼルスはトラウト、キンズラーのソロ本塁打で2点をリードしたが、9回に追いつかれて2―2で延長戦へ。延長10回に4番手アルバレスが勝ち越し点を許して2―3で敗れた。

 また、次回先発は6日(日本時間7日)の本拠でのロイヤルズ戦となる見込みで、ソーシア監督は「健康第一にやっていきたい」と方針を示している。