中日ドラ1・柳、制球定まらず…失点反省も「貴重な経験」
◇明治神宮外苑創建90年記念奉納試合 東京六大学選抜―ヤクルト(2016年11月5日 神宮)
明治神宮外苑創建90年記念奉納試合、ヤクルト対東京六大学選抜戦で、中日のドラフト1位・柳が6―1の6回から登板。1イニングを投げ1失点だった。
制球が定まらず、先頭の鵜久森に四球を与えると、1死三塁から大引の当たりは三塁へのゴロ。これを三塁手が一塁へ悪送球して失点した。最後は比屋根を併殺に仕留めたものの「ボールが高かった。ストライクを取るのに精一杯だった」と反省した。
それでも同じセ・リーグで来季戦う可能性のある相手に投げた経験は今後に生きるはずだ。「この時期にプロと戦える貴重な経験として、肌で感じられたことはよかった。しっかり投げないと抑えられない。やはりコントロールは大事」とステップアップへの糧とすることを誓った。